DJIドローン スパークをお茶畑で見失った時の救出方法
お茶畑でドローンをなくす日本人は自分くらいでしょう。(笑)
101号のお茶畑でドローンを飛ばしていると、小雨が降りはじめ機体を目視で見ることができず見失いました。
#Changrai #101Teaplantation pic.twitter.com/wCr9l2m2rh
— 熱帯モンスーントラベラー (@c4PacWFRNnRFMoI) January 14, 2019
バッテリーの残量も30%で電池のアイコン表示が赤くなっている。コントローラーのWIFIの電波も途切れ途切れに。
そのうち全く電波を失いドローン本体は完全に制御不能。全くどこに行ったかがわからない状態です。
ドローンが飛んでいる音がしていたのですが、いつの間にか聞こえなくなってしまいまいました。落ちた瞬間に電波が一瞬だけ戻り、お茶の葉が揺れている映像が数秒写りそのまま切れてしまいました。まるで映画のワンシーンみたいです。
自分にはドローンが行方不明になって死ぬ間際の瞬間の映像に見えました。
この広大なお茶畑の中をどうやって探そうか?見つけるのは無理だろうなあと思っていました。観光客にもドローンを見なかったですか?と聞いてみると、あさっての方向を指差して全くあてになりません。新しいのを購入しないとダメかなあとガッカリしていたら、奥さんが早速タイ語でYoutubeのドローンをアプリで見つける方法を検索して調べ始めました。
日本語のYoutubeでは見つけられなかったのですが、タイ語ではドローンを見失った後のレスキュー方法がYoutubeにアップされています。その映像を見てダメ元で試してみした。
自分のiPhoneの言語設定は常に英語なのでアプリも英語表示になっています。
1. まず、DIJアプリのトップに戻り、Find My Droneをクリックします。
2.次にMy Doroneをクリックすると地図上でロストした場所の詳細が現れます。
3.次に矢印をクリックしてみると座標まで特定できます。
4.次にOthre Mapを押すと他の地図が表示されます。
MapからSatelliteに表示を変えると写真表示になるので、
かなりの精度で落ちたところが特定できます。
で、早速、行ってみました。まず、お茶畑の急勾配を登ります。お茶の木は小雨でビショビショになっています。自分の位置とドローンの位置が近づいているかどうか確認し、落ちた座標の近くをウロウロしてみます。
地図を頼りに探すこと15分。
見つけました!お茶の木の下に落ちていました。
凄い DJI!
感嘆の声をあげました。YouTubeにビデオをアップしてくれてたタイ人にも感謝です。
その時は「感 謝」の2文字しか思い浮かびませんでした。
落ちている場所を特定できるようにドローン自体も音で知らせることができます。
アプリから遠隔でドローンの音を鳴らすことができるようですが自分のドローンは電池切れで音を鳴らすことはできませんでした。機体はお茶の葉の上に落ちたので無事でした。
多少泥にまみれたのですが、綿棒で綺麗に拭き取りなんとか元の状態に戻りました。
回収してSIMカードの中の映像を見てみると凄いですね。
良いのが撮れてます。(笑)
落ちた瞬間なんて滅多に見れないでしょう。
タイのドローン保険に入ってはいるのですが、
人や車の上に落ちなくてよかったです。
皆さんもドローンを見失った時は上記の方法で探してみてください。
海や川に落ちていないのであれば見つかります。
必ずとは言えないのですが、自分のように見つけられる確率は高いです。
諦めずにチャレンジしてみてください。