熱帯モンスーンアジア

東南アジアと日本を行ったり来たりしています。 両方のエリアの気になることの雑記です。

初めてでも簡単!バンコクでアロワナの飼育方法

JJ MALL裏のフィッシュマーケットに行くと日本では高額で取引されている希少性の高い魚も格安で手に入ります。

物によりますが3分の1くらいの価格で手に入ります。
我々はうっかりアロワナを購入してしまいました。

古代魚が自分の部屋で飼えるなんて夢のようだなあと思い、本当に軽い気持ちでした。また、アロワナは中国、タイでは高額で取引されているため、お試しでシルバーアロワナを飼ってみてうまくやれそうなら高額なアジアンアロワナを購入してブリーダーも悪くないなと。実際、色々ありましたが飼うのは意外と簡単でした。

f:id:kei_ikeikeike:20190203005750j:plain

中国ではアロワナは縁起物で龍魚と呼ばれ幸運を呼ぶ魚とされています。

赤いアロワナ、またはアルビノは特に人気があります。香港に行った時もアロワナ専門のお店がありました。チャトチャックでもかなり高額です。ただ、値段も張りますが、形も色も美しいので市場へ行くと水槽の前で時間も忘れるくらいじっくりと鑑賞しています。

アロワナの成長スピード
アロワナの餌
アロワナの水槽
水槽の運搬
魚の組み合わせ
アロワナの価格
水の交換
水の温度
リラックス効果

f:id:kei_ikeikeike:20190203005759j:plain

アロワナの成長スピード

安いなあと思って稚魚に手を出してしまうと、後々大変なことになります。
30センチとか40センチみたいな規模ではなく大抵1メートル以上とかに成長して巨大な水槽が必要になります。我々が購入したシルバーアロワナがそうです。
最初に購入した時はたったの15センチくらい。

形がよく500バーツでした。

購入したお店の人は1年で成長しても10センチくらいだよと。
それくらいだったら購入しても問題なさそうだなと思い即買い。
ところが6ヶ月もしないうちに40センチくらいになってしまいました。

あっというまに3倍の大きさです。

アロワナの餌
餌は固形の人口餌をメインに上げています。
それとコオロギをたまに与えています。タイのゲテモノ料理のトップ5に入るコオロギですが、
タイの市場ではコオロギが格安で大量に手に入るので本当に助かります。

アロワナの餌としては申し分がないです。お店の人にはコオロギ好きな日本人と思われているかもしれませんが、まさかアロワナの餌になっているとは思わないでしょう。
近所の市場でまとめ買いして冷凍庫に入れて凍らせてあります。

f:id:kei_ikeikeike:20190114232617j:plain

モモンガ(年前から飼っている)にあげる白いワームもたまに与えます。

最近大きくなりすぎて、初期から混ぜて泳がせている他の魚を攻撃するようになってきました。

この魚が激しく攻撃され噛まれて傷つき鱗が水底に溜まりはじめました。
いずれアロワナが食べてしまうかもしれません。

なので、現在はアロワナにあげる餌の量を増やしてお腹いっぱいにして
この小魚に対して目をそらすようにしています。

f:id:kei_ikeikeike:20190203005755j:plain
アロワナの水槽

タイでは日本と違って、水槽を含めたシステムがかなり安い値段で手に入ります。
最初は中古で2,500バーツの90センチくらいの水槽をフラワーホーンとセットで購入しました。
FBを覗くと、中古の水槽がかなり破格の値段で売っています。

JJ MALL水槽値段

2,500バーツの水槽

ただ、気をつけないといけないのは水漏れです。
中古は水漏れしているのを売っていることがあります。
我々の購入した水槽もしばらくして漏れてきました。
HOME PROでシリコンを買ってきて水が漏れているところをDIYして使用していました。
しかしアロワナがどんどん成長してくると水面を飛び跳ねはじめました。
彼らはジャンプして木の上についている虫に飛びついて食べる習性があります。
水槽から飛び出そうとするため蓋に体が触れて鱗が取れて傷だらけになってきました。
そうこうするうちに、いつの間にか水を綺麗にする浄化槽にジャンプして、その中の水が少なくて死にそうになってました。

しょうがなく、コンドーのオーナーから2メートルくらいの巨大水槽を格安の3,500バーツで譲ってもらいました。新品の4分の1くらいの値段です。これは運が良かったです。オーナーが使わなくなった巨大水槽を倉庫に放置していたようです。

水槽のガラスは傷だらけでしたが、応急処置としては悪くない買い物でした。
もし、タイで水槽を購入する時は保証期間があるものか、中古を慎重に選ぶようにした方が良いです。
それと水漏れをすると階下の天井を濡らして補償問題になるかもしれないので、それも考慮して購入した方が良いです。


水槽の運搬
これはお店や中古水槽を売ってくれる人と交渉になります。
だいたいお願いすれば持ってきて部屋に設置してくれます。
我々はコンドーのオーナーから購入したので、コンドーのセキュリティーに持ってきてもらい設置してもらいました。
余談ですが、コンドーのセキュリティーには日頃お土産など持参したりして仲良くしておくと何かあった時に優遇してもらえます。自分はレンタカーを借りた時にいつも駐車スペースを車の出しやすいところに停めさせてもらったりしています。
こういうのは生活する上ですごく大事です。


魚の組み合わせ

ちなみに水槽とセットで付いてきたフラワーホーンの1匹目は死んで、2匹目をJJ MALLで購入。
これも死にました。どうもうちの組み合わせでは合わないようです。
魚の組み合わせも考えて購入した方が良いです。


アロワナの価格
ピンキリです。安いのは500バーツから。希少価値の高いものは数万バーツから。
14インチのレッドドラゴンで18,000バーツみたいです。
血統書付きのものもあるのでそれによっても価格が変わります。血統書のないものは安かったりします。
中にはFBで売っていてお金を振り込んでそのまま詐欺に合う人もいるようです。
必ず、JJ MALL等で受け渡しができる業者から購入する方が良いです。


水の交換
1週間に1回は交換します。だいたい半分くらい入れ替えます。
普通の水道水です。全部入れ替えると魚の調子が悪そうです。
バンコクは暑いので水はかなり早く汚れます。こまめに変えた方が良いでしょう。
2週間そのままにしておくとアロワナの動きや餌の食いが悪くなります。
水を入れ替えると、アロワナの動きは途端によくなります。
フィルターの綿もチャトチャックでまとめ買いです。


水の温度
うちの水槽はだいたい25~26度くらい。ちょうど良い温度は30度くらい。
バンコクは暑いので、東京と違い自然とそのくらいの温度に保たれます。
温度管理も東京に比べるとバンコクは気温が高いので難易度が下がります。

 

リラックス効果
夜にライトに照らされているアロワナを鑑賞しているとホッとします。
エキゾチックな感じで悪くないです。非常にリラックスできます。
バンコクの生活に疲れ果ててしまった、またはタイ女性、男性との失恋で傷ついたあなたの心を癒してくれるでしょう。
気軽には購入できないかもしれないですが、チャンスがあれば皆さんもぜひ試してみて下さい。とても良いです。